和歌山県のパワースポット紹介


和歌山県のパワースポット8選

・金剛峯寺(高野山)

和歌山県伊都郡高野町高野山132

金剛峯寺(こんごうぶじ)は、高野山真言宗総本山の寺院です。おそらく、金剛峯寺というよりも高野山(こうやさん)と言った方がピンとくる人も多いと思います。ざっくりした説明をすると、弘法大師(空海)が開いた寺院で、仏教の一派である密教の総本山です。

パワースポットとしての金剛峯寺は、ギリギリまで研ぎ澄まされたようなエネルギーを感じます。決して派手な力では無く質実剛健というか、熟練した職人のように安定したエネルギーを感じます。むしろ、祭事などでは貯めているエネルギーを爆発させるのかもしれません。


・熊野本宮大社

和歌山県田辺市本宮町本宮1100

熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)は、ユネスコの世界遺産に登録されている熊野三山(くまのさんざん)の一つで、国の重要文化財に指定されている建物や工芸品があります。

パワースポットとしての熊野本宮大社は、知性の高い神さまのお姿が見えます。先を見通す力が特に秀でているようで、問題解決のための閃きをもらえるなどのご利益がありそうです。人生の試練に立ち向かっているような方におすすめです。


・熊野速玉大社

和歌山県新宮市新宮1

熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)も、熊野三山の一つで、境内には天然記念物である「熊野速玉神社のナギ」という樹齢1000年の梛(ナギ)の大樹があります。

パワースポットとしての熊野速玉大社は、繁栄と成功に特化したエネルギーを感じます。商売繁盛はもちろん、受験やスポーツ、勝負事などのご利益を得られそうです。


・熊野那智大社

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1

熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)は、熊野三山の一つで、熊野十二所権現や十三所権現、那智山権現とも呼ばれています。こちらも他の熊野三山と同様にユネスコの世界遺産の一部となっています。

パワースポットとしての熊野那智大社は、長期間にわたってこの神社をお守りしている神さまの姿が見えます。外部への干渉は一切せずにこの土地を守ることに専念されているようです。


・神倉神社(ゴトビキ岩)

和歌山県新宮市磐盾1-13-8

神倉神社(かみくらじんじゃ、かんのくらじんじゃ)は、先ほど紹介した熊野速玉大社の摂社(せっしゃ‐他の神社の境内にある神社のことです)で、ゴトビキ岩という巨石をご神体としてお祀りしています。

パワースポットとしての神倉神社は、やはりゴトビキ岩に強い力を感じます。普通、巨石や巨木は地球内部のエネルギーや自然のエネルギーを感じるのですが、こちらは地球のものとは思えない不思議な生物の面影を感じます。そのため「ひょっとしたら宇宙人のようなものが!!」と想像力を逞しくしてしまいます。


・橋杭岩

和歌山県東牟婁郡串本町鬮野川1595

橋杭岩(はしぐいいわ)は、橋を作る際に使う杭のような形の奇石が850メートルも連続してそそり立つスポットです。

パワースポットとしての橋杭岩は、特別に強いエネルギーは感じませんでした。むしろ、海岸線と言うこともあり、霊の姿がウヨウヨしていますので、気持ちを強く持っていないと悪霊をお持ち帰りしてしまうリスクもありそうです。見た目も面白いので是非訪れてみたい場所ですが、その後に、悪いことが続くようであれば神社などでお祓いをお願いしましょう。


・丹生都比売神社

和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230

丹生都比売神社(にふつひめじんじゃ、にうつひめじんじゃ)は、紀伊国の一宮(紀伊国で最も社格が高い神社と言う意味です)で、厄払いに強い日本三大厄神の一つとされています。

パワースポットとしての丹生都比売神社は、魂を磨くためのエネルギーに満ちています。修行の場に見られるようなエネルギーで、自分自身を磨き高めるご利益を得られそうです。そのため、大きな目標を達成しようとしている方などにおすすめです。


・伊太祁曽神社

和歌山県和歌山市伊太祈曽558

伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)は、丹生都比売神社と同じく紀伊国の一宮で、神さまの中でも特に霊験の高い神さまをお祀りしている名神大社の一つです。

パワースポットとしての伊太祁曽神社は、厳格で格式のあるエネルギーを感じます。単純に格式が高いと言うだけでなく、同時に清々しさのようなものも感じます。しかし、他者を寄せ付けない聖域になっているようで、軽はずみに参拝するのはおすすめしません。こちらに伺う際には、礼儀やマナーなどに気を付けた方が良いでしょう。


出典: スピたま




和歌山県のパワースポット特集★地元民おすすめ10選

・和歌山のパワースポット①真言密教の聖地!高野山

弘法大師・空海が開祖の「高野山真言宗」ですが総本山の高野山にはとてつもないパワーが秘められているとされています。また「金剛峰寺」にある「奥の院」では弘法大師が今でも修行をしており、生きていると伝えられています。参道には歴史上の人物のお墓があり、周りが木に囲まれていて神秘的な雰囲気を醸し出しています。高野山は世界文化遺産にも登録され、日本を代表する観光地にもなり、今では沢山の人が訪れています。

アクセス:南海高野山駅から車で約20分


・和歌山のパワースポット②高野山へ行く前に「丹生都比売神社」

丹生都比売(にうつひめ)神社と読みます。こちらも世界文化遺産に登録されていますが、高野山に行く前にこちらの神社で参拝して行く事が習わしだったそう。1700年もの歴史がある神社で、不老不死や農業に御利益のある「丹生都比売大神」が祀られています。

アクセス:阪和道和歌山ICより車で約1時間


・和歌山のパワースポット③日本一の大滝!熊野那智大社・那智の滝

日本三大名瀑として日本一の落差でも知られる「那智の滝」(なちのたき)ですが、実は滝自体が「熊野那智大社」(くまのなちたいしゃ)の御神体となっています。熊野那智大社では那智の滝でのご祈祷や正式参拝もしてくれるそうなので、興味のある方は要チェックです。

アクセス:JRきのくに線紀伊勝浦駅より車で約20分


・和歌山のパワースポット④神々が降りて来たとされている地「大斎原」

大斎原(おおゆのはら)と読みます。こちらはかつて熊野本宮大社があった場所ですが、明治22年の大水害で社殿が被害を受けてしまい、現在の場所へ移されました。しかし、この地は神々が降りて来た地とされ、今でも多くの人が訪れています。

アクセス:阪和道南紀田辺ICより車で約90分


・和歌山のパワースポット⑤大きな岩が印象的なパワースポット「神倉神社(ゴトビキ岩)」

神倉神社(かみくらじんじゃ)は128年頃に創建され、日本書紀にも記載されている歴史ある場所です。境内には、熊野権現が最初に降臨されたと伝わる霊石「ゴトビキ岩」があり、この岩間から弥生時代の銅鐸の破片や経塚が発見されていて、神聖視されてきた山であったそうです。ゴトビキとは新宮地方の方言でヒキガエルの意味だそうです。

アクセス:JRきのくに線新宮駅から車で約5分


・和歌山のパワースポット⑥恋愛に効果あり!日前神宮・國懸神宮

日前神宮(ひのくまじんぐう)・國懸神宮(くにかかすじんぐう)と言う2つの神宮が同じ境内にあります。地元ではこちらの神社の事を日前宮(にちぜんぐう)と呼んでいます。和歌山市のほぼ中心部にありますが、境内は木に囲まれていて非日常的な雰囲気を醸し出しています。日本書記にも記されているこの神社は良縁を結ぶとされていて、こちらの「日前宮」と「伊太祁曽神社」(いたきそじんじゃ)・「竈山神社」(まやまじんじゃ)の三か所を参拝する事を「三社参り」と言い、合わせて参拝する事が良いとされています。

アクセス:和歌山電鐵貴志川線日前宮駅から歩いてす


・和歌山のパワースポット⑦境内には人形がたくさん!淡嶋神社

淡嶋神社(あわしまじんじゃ)も良縁に効果のあるパワースポットです。関西では人形をお祀りする神社としても知られ、3月3日にはひな流しの神事も行われており、境内にはたくさんの人形が祀られています。そんな不思議な空間はいかにもパワーがあるように感じます。

アクセス:南海電鉄加太線加太駅から歩いて約20分


・和歌山のパワースポット⑧珍?パワースポット「白浜美術館・歓喜神社」

こちらの美術館は知る人ぞ知る珍?パワースポットです。美術館にはちょっとエッチな像が展示されていて、マジメに見る事が出来ません。そして美術館の展示を抜けると神社があるのですが、男性や女性のシンボルに似た岩が飾られていて、そのリアルさにビックリします。ですが、こちらの施設は至ってマジメに営業しています。子宝にご利益のあるパワースポットという事ですので興味のある方は一度訪問してみて下さいね。

アクセス:JRきのくに線白浜駅より車で約20分


・和歌山のパワースポット⑨フクロウがたくさん!下井阪簡易郵便局

こちらの郵便局はフクロウが迎えてくれる郵便局です。業務を担当されてるご家族が、以前にケガをしていたフクロウを保護しました。ですがそのフクロウはすぐに死んでしまいます。そしてそのフクロウをはく製にする事になりました。その後、そのご家族には長男の就職が決まったり、10万円相当の旅行券が当たったりと幸運が続きます。

また、郵便局の仕事を頂いたのもこの頃だそう。開局の際にはそのフクロウをシンボルとして置く事になりました。すると今度はお客様からフクロウグッズの持ち込みが始まり、来局されるお客様にも沢山の幸運が舞い降りたそうです。今ではウワサを聞きつけた方が全国から訪れるちょっと変わったパワースポットになっています。

アクセス:JR和歌山線下井阪駅より徒歩約15分


・和歌山のパワースポット⑩世界遺産にもなっている公衆浴場!湯の峰温泉 蘇生の湯

日本最古のお湯としても名高く、また、熊野詣にきた人々が身体を清める場所として知られ、小栗判官(おぐりはんがん)蘇生の地と伝えられています。温泉のお湯の色が1日に7回変わると言う伝説もあります。この辺りの地域は熊野詣にまつわる伝説が数多く残っており、この温泉も含め、関係するパワースポットもたくさんあります。探索の疲れを癒す為に立ち寄ってみては如何でしょうか?


出典: 大日本観光新聞




★高野山

・住所 〒648-0294 和歌山県伊都郡高野町高野山132

・電話 0736-56-2011

・アクセス南海高野線 極楽橋駅下車、南海高野山ケーブルで高野山駅へ


・高野山(こうやさん)は、和歌山県伊都郡高野町にある標高約1,000m前後の山々の総称。

平安時代の弘仁10年(819年)頃より弘法大師空海が修行の場として開いた高野山真言宗、ひいては比叡山と並び日本仏教における聖地である。 

現在は「壇上伽藍」と呼ばれる根本道場を中心とする宗教都市を形成している。山内の寺院数は高野山真言宗総本山金剛峯寺(山号は高野山)をはじめ117か寺に及び、その約半数が宿坊を兼ねている。

平成16年(2004年)7月7日、高野山町石道と山内の6つの建造物が熊野、吉野・大峯と共に『紀伊山地の霊場と参詣道』としてユネスコの世界文化遺産に登録された。

地名としての「高野山」とは、八葉の峰(今来峰・宝珠峰・鉢伏山・弁天岳・姑射山・転軸山・楊柳山・摩尼山)と呼ばれる峰々に囲まれた盆地状の平地の地域を指す(行政上の字名としての「高野山」もおおよそこれと同じ地域である)。

8つの峰々に囲まれているその地形は『蓮の花が開いたような』と形容されており、仏教の聖地としては「八葉蓮台」という大変良い場所であるとされている。転軸山・楊柳山・摩尼山の三山を高野三山という。

なお、高野山という名称の山は無い。

奥の院が一番パワーを放っているといわれており、最近では恋愛成就に注目を浴びているパワースポットになっている。空海(弘法大師)の力にあやかる参拝客が増えてきている。





★金剛峯寺

・住所 〒648-0294 和歌山県伊都郡高野町高野山132

・電話 0736-56-2011

・アクセス南海高野線 極楽橋駅下車、南海高野山ケーブルで高野山駅へ


・金剛峯寺(こんごうぶじ)は、和歌山県伊都郡高野町高野山にある高野山真言宗総本山の寺院。

高野山は、和歌山県北部、周囲を1,000m級の山々に囲まれた標高約800mの平坦地に位置する。100ヶ寺以上の寺院が密集する、日本では他に例を見ない宗教都市である。

京都の東寺と共に、真言宗の宗祖である空海(弘法大師)が宗教活動の拠点とした寺であり、真言密教の聖地、また、弘法大師信仰の山として、21世紀の今日も多くの参詣者を集めている。

2004年7月、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録された。 

空海は、最澄(天台宗の開祖)と並び、平安仏教を開いた僧である。

著作家、書道家としても優れ、灌漑事業などを行った社会事業家、綜藝種智院を開設した教育者としての側面もある。後世には「お大師様」として半ば伝説化・神格化され、信仰の対象ともなっており、日本の仏教、芸術、その他文化全般に与えた影響は大きい。

空海が時の嵯峨天皇から高野山の地を賜ったのは弘仁7年(816年)のことであった。空海は、高い峰に囲まれた平坦地である高野山を八葉蓮華(八枚の花弁をもつ蓮の花=曼荼羅の象徴)と見なし、山上に曼荼羅世界を現出しようとしたものである。

境内には「米一丸」の碑がある。才智抜群な米一丸は二十歳で絶世の美女と謳われた八千代姫を娶るが、米一丸を亡き者にして姫を側室にしようとたくらんだ一条殿に謀られる。逃げ切った米一丸は最後に自害する。

一条殿はこれで姫を手に入れることが出来ると考えたが、米一丸の死を知った八千代姫は米一丸の墓まで赴き、その墓の前で自決。

これを見た地元の人々は、供養塔を建てて、米一丸らの魂を鎮めたという話。





★蘇生の湯

・住所 和歌山県田辺市本宮町湯の峰


・小栗判官蘇生の地と伝えられ、高温の温泉が自噴し、薬効高い熊野の湯治場として知られている。

細い川の中にある温泉で、一緒に入るには2人がやっと。底は砂利になっている。

実際に一緒に入った方の五十肩が一瞬で治ってしまいました。

同行して下さった「開運の社」の社司様の大笑いパワーのお蔭かもしれませんが、とにかく治ってしまいました。そして私は兵庫までの道のり(5時間くらい)を一人で運転してしまいました。誰よりも疲れやすいはずなのに・・・

温泉に入ってハイテンションになったのは初めてです。

とにかく不思議なパワーのある温泉です。




★那智滝

・住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山

・問い合わせ 熊野那智大社/0735-55-0321

・営業時間 8:00~16:30

・休業日 無休

・交通 JR紀勢本線紀伊勝浦駅より熊野交通バス那智山行で約25分、那智の滝前バス停下車、徒歩約10分 ※観光タクシー、定期観光バスなどもあり

・車 阪和自動車道南紀田辺ICより約107km、紀勢自動車道紀勢大内山ICより約120km

・駐車場 無 ※周辺に有料駐車場有

・料金 お瀧拝所300円


・那智滝(なちのたき)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の那智川にかかる滝。

一の滝における落差は133mであり、総合落差では日本12位だが、一段の滝としては落差日本1位を誇る。華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられている。 

国の名勝に指定されている(1972年7月11日指定、指定名は「那智大滝〈なちのおおたき〉」)。2004年7月7日、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録された。

那智山中には、いくつかの渓流があり、その渓流には60余に達する多くの滝が架かっている。「那智滝」とは、本来は、那智山の多くの滝のうち、瀧篭修行の行場として扱われた48の滝(那智四十八滝)の総称であった。

しかし、現在、一般に那智滝として知られている滝はこれらのうち、一の滝を指している。那智山一帯は、滝に対する自然信仰の聖地であり、一の滝は現在でも飛瀧神社の神体であって、飛瀧神社の境内に設けられた滝見台からその姿を見ることが出来る。

滝の落口の岩盤に切れ目があり三筋に分かれて流れ落ちるため三筋の滝ともいい、また那智の滝の代表するということから那智の大滝とも呼ばれる。

また、滝の右側には国の天然記念物と指定されている「那智原始林」が生い茂っている




★和歌山城

・・住所 和歌山県和歌山市一番丁

・アクセス

JR和歌山駅からバス(0系統、25系統)公園前バス停下車

またはJR和歌山駅からタクシー

南海本線利用 南海和歌山市駅から徒歩約10分


・和歌山城(わかやまじょう)は、和歌山県和歌山市一番丁にある日本の城(平山城)である。

徳川御三家の一つ紀州藩紀州徳川家の居城である。国の史跡に指定されている

和歌山城は和歌山市の中心部に位置する標高48.9mの虎伏山(とらふすやま)に建造され、北部を流れる紀の川を天然の堀とする。

その他、特徴としては時代によって異なる石垣の積み方などがある。それに、豊臣・浅野時代の石垣には刻印された石垣石がある。

模様は約170種類、2,100個以上の石に確認されているが、その大半が和泉砂石である。

現在は、本丸と二の丸が和歌山城公園となっており、本丸南西部には和歌山縣護国神社があり、南の丸には和歌山公園動物園がある。

遺構として石垣、堀をはじめ、公園内には岡口門と土塀、追廻門が現存し、岡口門と土塀は国の重要文化財に指定され、二の丸にある大楠は県指定特別天然記念物に指定されている。また、大小天守群とそれに続く櫓・門、大手門・一之橋が復元されている。

二の丸にある御神木の大楠がとしてパワースポットとして有名である。




★神倉神社

・住所 和歌山県新宮市神倉1-13-8

・アクセス 新宮駅からバスで10分


・神倉神社(かみくらじんじゃ、かんのくらじんじゃ)は和歌山県新宮市の神社。

熊野三山の一山である熊野速玉大社の摂社。神域である神倉山は和歌山県指定文化財(史跡)。 

神倉神社は、熊野速玉大社の摂社である。

新宮市中心市街地北西部にある千穂ヶ峯の支ピーク、神倉山(かんのくらやま、かみくらさん、標高120メートル)に鎮座し、境内外縁はただちに断崖絶壁になっている。山上へは、源頼朝が寄進したと伝えられる、急勾配の鎌倉積み石段538段を登らなければならない。

山上にはゴトビキ岩(「琴引岩」とも。ゴトビキとはヒキガエルをあらわす新宮の方言)と呼ばれる巨岩がご神体として祀られている。

この岩の根元を支える袈裟岩と言われる岩の周辺には経塚が発見されており、平安時代の経筒が多数発掘され、そのさらに下層からは銅鐸片や滑石製模造品が出土していることから、神倉神社の起源は磐座信仰から発したと考えられている。

ゴトビキ岩の横に小さな社殿が設けられ、高倉下命(タカクラジノミコト)と天照大神が祀られているが、もともとは、この巨岩群そのものが神が降臨する場所として崇拝されていた。

熊野速玉大社の境内には梛(なぎ)の大樹とよばれる魔よけの御神木がありここもパワースポットとして人気。樹齢千年以上の天然記念物であり、梛の木では日本最大を誇る。

梛の葉は縦に切れても横には切れず、その丈夫さから男女の縁が切れないように女性が大事に持ち歩いていたといわれている。




★滝尻王子

・住所 和歌山県田辺市中辺路町栗栖川  滝尻王子 地図

・アクセス 紀伊田辺駅からバスで40分滝尻下車すぐ


・滝尻王子(たきじりおうじ)は和歌山県田辺市にある神社。現在の正式名称は滝尻王子宮十郷神社(たきじりおうじぐうとうごうじんじゃ)。

前身は九十九王子の滝尻王子で、五体王子の一つに数えられた(『熊野権現蔵王宝殿造功日記』)。

国の史跡「熊野参詣道」(2000年〈平成12年〉11月2日指定)の一部である。 

現在は天照皇大神、日子火能迩々芸命、天忍穂耳命、日子穂々手見命、鵜茅葺不合命の5柱を祀るが、『熊野縁起』(正中元年〈1326年〉、仁和寺蔵)によれば九十九王子の一であった時代には不空羂索菩薩を本地としていた。

「滝尻」の名は、岩田川(富田川)と石船川(いしぶりがわ)の合流する地点に位置し、2つの急流がぶつかりあって滝のように音高く流れたことに由来すると伝えられる。

古来の参詣道を精確に推定することは困難だが、参詣者が初めて岩田川に出会う稲葉根王子から滝尻王子まで、参詣者は何度となく岩田川を徒渉しなければならず、一種の難所であった。

「熊野道之間愚記」建仁元年(1201年)10月13日条で、この間の道中について、幾度も川を渡り山を越さなければならないと述べると同時に、紅葉が川面に映るさまを見事であると讃えている。

観音菩薩の補陀落浄土から流れてくる岩田川の水と、薬師如来の浄瑠璃浄土から落ちてくる石船川の水で沐浴することで罪が滅される、と滝尻での垢離の意義が説かれている。

乳岩伝説というのがあり藤原秀衡が子宝を授かったお礼参りに妻を連れていったが、熊野古道の途中で産気づき出産。赤子を連れて参拝できないと考えたその夜に熊野権現からのお告げにより滝尻の裏山にある岩屋に赤子を残して旅を続け。

赤子は岩から滴る乳を飲み、狼に守られながら両親の帰りを待ったと言い伝えられている。

その赤子がのちの泉三朗忠衡である。

そのことにより子宝祈願・安産祈願にご利益があるとされる。




★熊野本宮大社

・住所〒647-1731 和歌山県田辺市本宮町本宮

・TEL 0735-42-0009


・熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)は和歌山県田辺市本宮町本宮にある神社。 

全国に3000社以上ある熊野神社の総本宮。熊野三山の一つ。家都美御子大神(けつみみこのおおかみ、熊野坐大神〈くまぬにますおおかみ〉、熊野加武呂乃命〈くまぬかむろのみこと〉とも)を主祭神とする。

1871年(明治4年)に熊野坐神社(くまのにますじんじゃ)として国幣中社に列格し、1915年に官幣大社に昇格した。

現在の社地は山の上にあるが、1889年(明治22年)の大洪水で流されるまで、社地は熊野川の中州にあった。明治以後、山林の伐採が急激に行われたことにより山林の保水力が失われ、大規模な洪水が引き起こされ、旧社地の社殿は破損した。

現在、旧社地の中州は「大斎原」(おおゆのはら)と呼ばれ、日本一高い大鳥居(高さ33.9m、横42m、鉄筋コンクリート造、平成12年完成)が建っている。

「熊野権現垂迹縁起」によると、熊野坐大神は唐の天台山から飛来したとされている。

熊野坐大神(家都美御子大神)は、須佐之男命とされるが、その素性は不明である。

太陽の使いとされる八咫烏を神使とすることから太陽神であるという説や、中州に鎮座していたことから水神とする説、または木の神とする説などがある。

家都美御子大神について他にも五十猛神や伊邪那美神とする説があり、菊理媛神とも関係する説もあるがやはりその素性は不詳とされる。

熊野の地は浄土を求める人々の聖地となっていて「人生甦りの地」ともいわれている。

熊野本宮大社は「来世の加護」のご利益があるとされている。詳しくは商売繁昌、開運招福、衆災消除、無病息災、交通安全、大漁満足、特に心願成就にご利益があるとされる。




★青岸渡寺

住所: 〒649-5301 和歌山県東牟婁郡 那智勝浦町大字那智山8

電話:0735-55-0401


・青岸渡寺(せいがんとじ)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある天台宗の寺院。

西国三十三所第一番札所。山号は那智山。本尊は如意輪観世音菩薩。

2004年7月、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録された。

熊野三山の信仰が都の皇族・貴族に広まったのは平安時代中期以降であり、青岸渡寺および隣接する熊野那智大社についても創建の時期等については判然としない。

 

伝承では仁徳天皇の時代(4世紀)、天竺(インド)から渡来した裸形上人による開基とされ、同上人が那智滝の滝壺で得た金製の如意輪観音を本尊として安置したという。

後に推古天皇の勅願寺となり、6世紀末 – 7世紀初に生仏聖(しょうぶつひじり)が伽藍を建立し、丈六の本尊を安置して、その胎内に裸形上人感得の如意輪観音を納めたという。

以上はあくまでも伝承であるが、那智滝を中心とする自然信仰の場として早くから開けていたと思われる。

隣接する熊野那智大社とともに神仏習合の修験道場であり、如意輪堂と称されたその堂舎は、那智執行に代表される社家や那智一山の造営・修造を担う本願などの拠点であった。熊野那智大社の紹介でよく見られる三重塔は青岸渡寺に建造されている。

織田信長によって焼かれてしまったが青岸渡寺は1950年に豊臣秀吉に再建された。

美しく彩られた朱色の三重塔は西国三十三所観音巡りの第一番礼所になっていて、延命の水と名付けられている清浄水が設けられている。




★伊太祁曽神社

・所在地 〒640-0361 和歌山県和歌山市伊太祈曽558

・期間 通年

・時間 参拝自由

・休業日 無休

・料金 参拝無料

・鉄道アクセス 和歌山電鉄伊太祁曽駅から徒歩5分

・自動車アクセス 阪和自動車道和歌山ICから車で約20分

・駐車場 50台 無料


・伊太祁曽神社は紀伊国一之宮、旧官幣中社。御祭神は木の神である五十猛命を祀る神社で山林業や土木業に関連深い。祭神の五十猛命は父のスサノオと共に朝鮮半島に渡り、木の種を持ち帰ったといわれる。「木」と「紀伊」は同じ意味を示し、紀伊という地方一帯の地名はこれより伝わったともされる。